ビタミンK2経口13回法はいつまで続くのか? 筋肉内注射1回法への転換を願って
はじめに:進むワクチン筋注化と、取り残されたビタミンK投与
「よくできました。頑張ったね、次は4週後に来てください」、生後8週目の第一子だ。
筋注2種、皮下注1種、経口1種のワクチンデビユー。当初は、そんなにたくさん一度に打つの、かわいそう、と悲壮であった母親たちだが、今ではそれを受け入れ、動画に収めるほど当たり前の光景となりました。しかし、その一方でビタミンK欠乏症予防のために「ケイツーシロップ」を13週間にわたって家庭で飲まし続ける「経口13回法」が現在の日本の標準となっています。
歴史的背景:なぜ日本は経口投与を選んだのか?
私は昭和52年(1977年)の卒業であり、三重大学病院での1年目の研修の時、母乳哺育中のビタミンK欠乏による頭蓋内出血の乳児症例を受け持ちました。2年目の新生児室研修の時には、退院前に、ビタミンKの筋注をしていました。当時、日本国内では「ケイツー注射液(メナ...
